2009.07.29

九州〜広島Road

大橋トリオ「A BIRD tour 2009」3公演目は福岡IMSホールにて。
ims

以前EWで行った時は、シンプルで味気ない会場だな、という印象だったけど
今回は特設したセンターステージのせいか、とても良い雰囲気。
360度お客さんに囲まれての演奏…って初体験かも知れない。
アットホームな感じで一体感も出るし、良いもんだな。

imspf
会場にはYAMAHAの誇る最高峰、フルコンのCFIII。
素敵な音色に乗せられて、気持ち良く演奏させて頂きました。

終演後はいつものもつ鍋
そして翌日は車で熊本へ移動。

会場のSECOND SIGHTに到着し、なんか見覚えのあるところだな…と思っていたら
8年程前にEWでやった事があるらしい。
とイベンターの谷川さんが言っていた。
谷川さんはアンカレでもお世話になった九州音楽興行界の重要人物。

リハーサルはPAトラブルで伸び伸びになったもののなんとか終了し、
折からの九州北部豪雨で滝のような雨の中、会場近くの熊本ラーメン屋さんへ。
kodaiko

kodaiko2
ニンニクの効いたとんこつスープが美味!

PAトラブルは本番中にも頻発したけれど、大橋君の素晴らしいエンターティナー魂で
乗り越え事なきを得る。acoustics15周年、おめでとうございました。

終演後は地元居酒屋にて打ち上げ。
初めて頂いた
karashi
熊本名物・辛子蓮根。
鼻にツンと来る辛子の香りがたまらない。
酒の肴には持ってこいの大人の味。

翌日、朝の電車で一人熊本を発ち、EWの待つ広島set stockの会場へ向かう。
熊本〜広島間は飛行機がない為、博多経由の電車移動。
時間には随分余裕を見ていたし、早めに会場入りしてBBQでも満喫しようかなぁ、
なんて呑気に構えていたのだが
数日前からの九州北部豪雨の為、久留米で電車がストップ!
2時間待っても運転再開の気配はなく、しまいには線路が冠水して
復旧の見込みなしとのアナウンスが。
さすがにこれはまずいと思い、久留米〜博多間をタクシー移動。
博多から飛び乗った新幹線も豪雨の為徐行運転、予定より3時間遅れで広島駅に辿り着き、
さらに会場まで1時間タクシーを飛ばす。
その間マネージャーのハッチーとは随時連絡を取り合っていたんだけど、
どうやら出演順を変更してもらうのは不可能な様子で、最悪キーボード無しでの
ライヴになるとの事。

そして演奏スタートの定刻15:15…
setstock1
EW始まって以来のキーボーディスト不在のステージ。

全6曲中の3曲目が終わったところでようやくタクシーがステージ裏に到着し、
50m走並みの猛ダッシュで舞台に突入…
setstock2
何事もなかったかのようなグッドタイミングでa love songのピアノイントロを弾く。
後半しか参戦できなかったけれど、ライヴは盛況のうちに終了した。

終演後は広島市内に戻り、ちづにて打ち上げ。
怒濤の3日間を締めくくるべく広島の夜は更けていったのでした。

今週は大橋君ツアーの最終日@仙台。
来週はいよいよサマソニ、そしてライジングサン。しばらく夏フェス巡りが続きます。

2009.07.18

@東京キネマ倶楽部

大橋トリオ「A BIRD tour 2009」2公演目は鴬谷の素敵スポットキネマ倶楽部にて。

kinemastage
リハーサル風景、踊り場から。

初めてキネマに行ったのは「色彩のブルース」のPVの時だったから、
かれこれ10年前?
以来年末のLiveイベント”midnight dejavu”も恒例化して、
鴬谷と言えば師走! のイメージがすっかり定着していたんだけど
夏に訪れる東京キネマ倶楽部もまた新鮮で、あのうら寂しい場末感と
なんとも言えない懐かしさは相変わらず健在だった。

backstage
ステージ裏の薄暗くて急な階段を降りていくと…

backstage2
これまた素敵な雰囲気の楽屋。
年期の入ったベルベットのソファーも良い感じ。

ライヴの中盤でNY在住のギタリスト、abe君が作った”Leaving”をやるんだけど、
その冒頭でピアノソロコーナーがあって、ここぞとばかりに好き勝手弾かせてもらってます。
昨晩は3分くらい弾いてたかな…。
増三和音を効果的に配置したジャジーな曲で、大橋君のソフトヴォイスで歌うと
ミルトン・ナシメントのような雰囲気。
余談ながら僕が4年位前に作った曲も”Leaving”、
リッチー・バイラークにも同じタイトルの曲があったような。
男は皆、ロマンティストなんですね〜。

来週は3か月ぶりの九州、そして広島set stockにてエゴラッピン。
夏バテには気をつけて頑張ります。
観に来られる方、どうぞお楽しみに!

2009.07.12

A BIRD tour 2009

大橋トリオ「A BIRD tour 2009」が始まった。
初日は大阪心斎橋クアトロにて。
stage

各会場のグランドピアノをメインキーボードに、ウーリー(大橋君私物)+オルガン用の
Motif Rack ES w/HUGHES&KETTNERレズリーシミュレーター
(ハモンドXK-2はEWで使用中の為…)というシンプルセッティング。
リハもみっちりやったおかげで、楽しいツアーになりそうだ。

今週は東京公演@キネマ倶楽部!
キネマと言えばego、のイメージなので、他のバンドで演奏するのは新鮮な気分。
あそこのあまり鳴らないスタインウェイも、気付けば結構長い付き合いになって
最近では愛着すら湧いてきた感じだ。
力み過ぎの腱鞘炎には気をつけて、一音入魂の精神で臨む所存であります。

今日は「はんなり」が京言葉だと知ってびっくり。
はんなり、って説明するのに困る微妙なニュアンスなんだよねぇ。
はんなりしたひと 好きです。

そういえば今週は祇園祭だ。

2009.06.23

Roy@Blue Note

roy

RHファクターも好きだけど、やっぱり直球ど真ん中のストレートアヘッドなジャズ、
血が騒ぐ。
なんだかんだ言ってもケルンコンサートが好き、みたいな感じ?

Royの歌心溢れるプレイは言わずもがな
ピアノのSulivan Fortner(若干22歳!)のアイデア溢れる演奏には舌を巻いた。
改めてアメリカという国の層の厚さを見せつけられた、というか。
(内部奏法はただやりたいだけだろ、って思わずつっこんだけど、、)
やはりビバップの焼き直しではない現在進行形のジャズをやるには、
近代クラシックのハーモニーは欠かせないんだなと再確認した夜でもあった。

10年前に同じものを観ていたら、ただ完敗!こいつらスゲェ!としか思わなかったと思うけど、
割と親近感を持って聴けたのがどうか思い込みでありませんように。

フリューゲルでやったSpeak Low、良かったなあ。
バラードでやるとは憎いアイデア。

2009.06.18

近況

EWツアー終了後、今月は再びの充電月間。
リハやったり打ち合わせ行ったりケータイ機種変したり(1000万画素!)
いつもの生活リズムを取り戻しつつも
貯まったマイルでまた近々宮古島に行ってやるぞとスケジュール帳とにらめっこ。
前浜ビーチで日がな一日ボケっとする、あの夢のような日よカムアゲイン!

studiopiano
少し焼けたかな。

秋には久々のBlue Note
新企画ではこれまた久々PONTA御大との共演
冬にはglのリユニオンツアー
そして音源制作と年末恒例Midnight Dejavu…
2009年もそろそろ後半に突入、ですね。

2009.06.11

nocoya

親友がやっているパン屋さんに行って来た。
necoya

その名もnecoyaベーカリー
東京の右端の下町にある、とても素敵な佇まいのお店。

bread
素朴だけど丁寧で懐かしい味わい。
美味しくてつい6個も食べてしまった。

tachiki
店舗に隣接する江戸川史跡の立木観音像、これまた雰囲気抜群。
渋すぎ。

機会があったら是非一度行ってみて下さい。
店主の柴山テツロウは日本の誇る奇才ギタリストでもあります。

追記:
「キーボードマガジン」昨日発売されました。check it out!

2009.06.04

Paradise

opencar

sunset

bluenote

diving

misaki1

オープンカーでひた走る海沿いのワインディングロード
初のダイビングで出会った新しい宇宙
360度見渡す限りの海
何もしない贅沢…

全てが最高だった宮古島!
5日間のバカンスを終えて今日からまた東京での暮らしが始まる。
指、なまったかなぁ?
なんくるないさぁ〜。
次はスミちゃんのペンションにも泊まってみたいぞ。
たんでぃがーたんでぃ!

2009.05.31

沖縄千秋楽〜宮古島

3月13日の仙台公演を皮切りに日本列島を縦断してきたlive tour “Station”
このたび無事沖縄での千秋楽を迎える事ができました。

final-stage

メンバーのみんな、スタッフの皆さん、
お疲れ様でした。
そしてなにより各会場に足を運んでくれた皆様、
本当にありがとうございました。

hotel-list

yagi

beach1

2009.05.08

Springfields’09

連休中に開催された野外フェス Springfields’09に参加。

4/29@大阪・服部緑地野外音楽堂
5/3@東京・日比谷野外大音楽堂
両日共に天候にも恵まれ、心地よい春風の中演奏を楽しんだ。

光栄にも同じ舞台に立てるという事で、お会いするのが楽しみだった細野晴臣さん
さすがの風格と貫禄のステージで圧巻だった。
本番中にギターを倒したり曲順を間違って仕切り直したり、
そんなハプニングすら全て計算し尽くしているのではないかと思わせる
緩いながらも隙のない演奏。
お見事!でございました。

アンコールでは細野師を筆頭に、出演者全員で忌野清志郎さんに捧ぐ「幸せハッピー」を。

yaon2

2009.03.29

Station

仙台からスタートしたlive tour “Station”
東京、大阪と各会場熱く盛り上がり、好調な滑り出しを見せております。
hatch

ショウのスタートはアルバムと同じく”RED SHADOW”のピアノ単音連打から。
オクターブ上のラを弾いて出端をくじかれるなんて事のないように、
キーナンバーA2にこっそりマーキング…
egokey
備えあれば憂いなし!

egostar
今回のツアー用に新調した衣装のシャツ、
銀座を歩き回って発見。
☆プリントがかわいいお気に入りの1枚。

本日はツアー4本目の名古屋公演。
修行の旅(byよしえ)はまだまだ続きます。


写真:ハタヤテツヤ

hatayatetsuya.com

ハタヤテツヤ
Piano, Keyboard, Compose

info@hatayatetsuya.com

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